馴染みの良さが魅力の柘(つげ)

柘は木材系の印材の中でも、とりわけ手に馴染みやすいという特徴があります。
また材質としての硬さがあるため、印材としてだけでなく、櫛やかんざしといった用品の印材としても活用されています。
柘の中で最高級に位置づけられているものには鹿児島県産の「薩摩本柘」が挙げられます。

柘を選ぶ場合の注意点

柘は硬さのある材質のため、彫刻にも適しているという特徴があります。
しかしながら柘は朱肉や人の油によって変色する傾向のある材質でもあります。
黄色から茶褐色へと変色すると見た目も気になってきますし、印面がもろくなってしまう可能性もあります。
少しでも長く柘の印鑑を使うためにも、捺印の際に付着した朱肉はその都度ティッシュなどでふき取るようにしましょう。
そのひと手間を加えるだけでも、印鑑としての持ちがよくなるはずです。
柘を印材として使用する場合には、ニスをかけることがあります。
ニスを使用しない場合は、使用を重ねるにつれてだんだんと硬度が増していくことになります。
一方でニスをかけた場合、印材が締まらないという問題が出てきます。
それによって硬度の増加が見込めなくなる場合があるので、柘はニスをかけずに使用されることもあります。

印材をコーティングすることも

業者によっては、印鑑の持ち手部分にコーティングを施すこともあります。
それにより、持ち手部分の劣化を防ぐことにもつながりますし、またコーティングするカラーのバリエーションもいろいろと展開されているため、お好みのカラーに仕上げるということも可能になります。
ただ柘の印鑑としての本格さを得たいという場合には、コーティングは適切ではないかもしれません。
どのような用途で印鑑をお作りするかによっても、コーティングするしないということは変わってくるでしょう。

印材にこだわる方は、木材系の印材としてぜひ柘にもご注目ください。
柘ならではの良さもあるため、そこもチェックしてみましょう。

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