落款印

実は使い道の広い落款印

落款印は、書や絵画、蔵書、魚拓などを作成した場合、署名にプラスする自身の作品としての証明に使われるものです。
落款印があることで作品もさらに引き立つといった効果もあり、また作品のサイズによってバランスのいい落款印も変わってくるため、いくつかの落款印を作成し使い分けるというパターンが一般的です。
落款印の印材では、巴林石や青田石といった天然石・柘がよく使われています。

作品にアクセントを加える存在

上記のように、落款印はアーティスティックな場面で使われることの多い印鑑ですから、書体などのバランスにもより気を使っていくことになるでしょう。
書体によって与えるイメージも異なりますし、落款印の世界も奥深いものです。
落款印の場合、遊印というジャンルもあります。
これは名字などではなく、自分の好きな言葉を彫刻していくもので、絵手紙や書などの中によく使われています。
また書道家であれば、落款印を手彫りすることもあり、その場合あえて外枠を虫食いにするといった特徴も出てきます。

白文と朱文

落款印では、白文と朱文というカテゴリも出てきます。
前者は印面の凹凸を一般的な印鑑と逆に彫ることにより、文字が白、背景が朱というような通常とは逆パターンの印影が出来上がります。
また後者は通常と同じ彫り方を指します。
この白文印、朱文印、そして関防印の3つは1セットとして扱われ、三顆対印(さんかついいん)と言われます。
こうしたセットは書道家がよく使うことでも知られます。

どんな落款印を作成するか

このように落款印にはいろいろなパターンが存在しますので、どのような作品に対して使用する落款印を作成したいのかということをよく考えたうえで作成をするといいでしょう。
もし落款印についてご不明な点があれば、印鑑作成業者に相談するなどしていきましょう。
せっかく落款印をお作りするのであれば、是非バランスの取れた素敵な落款印を完成させたいものです。

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